真面目な“ウェンディ”のジレンマ
とはいえ、そんな、ちょっと子供っぽい(!?)ところのある男性を好きになっちゃう、という女性もいるはず。特に、若い女性は、大きな夢を持っていたり、彼自身の世界に引き込んでくれたりするような男性に惹かれやすい傾向もあります。
さて、実際の物語で、ピーターパンに恋をする女の子といえば、ご存知、ウェンディですが、「ピーターパン・シンドローム」を定義したアメリカの心理学者ゲイ・カーリーは、これに関係する、『ウェンディ・ジレンマ』という、女性側の心理傾向も指摘しています。
ウェ ンディは人間の少女ですが、ピーターパンにネバーランドに連れてこられ、しばらく、そこの子供たちの母親的役割を果たすようになります。彼女はとても責任 感が強く、何でも頑張ってしまう女の子。博士は、ピーターパン・シンドロームの男性と付き合ったときに、女性側に、ある傾向が表れやすいことを指摘し、そ の心理状態を「ウェンディ・ジレンマ」と名付けました。わかりやすく言うなら、ピーターパンタイプの男性と付き合うと、真面目さから男性のペースに巻き込 まれてしまい、尽くさなくてはと無理して頑張ってしまう女性、という感じでしょうか……。
「ウェンディ・ジレンマ」に陥った女性は、男性 の世話を焼いたり、ご機嫌をとったりしつつ、内心では嫌われたり傷ついたりするのを怖れます。相手に傷つけられても、不快な思いをさせられても、「自分が ダメな女だからだろう」と落ち込んだり、「男性がいなければ、自分はここで生きていけない」と思い込んでしまうこともあるほど。元々しっかりした性格だっ たのに、ワンマンで夢見がちな男性と付き合うようになって、尽くすタイプになったり、精神的に不安定になっている女性。自分や周囲に思い当たる人がい る……なんて方もいるのでは?
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